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93分の一撃。サン・シーロを沸かせた新戦力
敗戦濃厚の空気を吹き飛ばしたのは、ザカリー・アテカメだった。サン・シーロがどよめき、歓喜に包まれた。今夏ヤングボーイズから加入したスイス人ウイングが、ピサ戦でミラン加入後初ゴールを記録。後半アディショナルタイム93分、右足一閃のミドルがゴール右隅に突き刺さり、ミランをシーズン2敗目の危機から救った。
昇格組クレモネーゼに続く黒星は回避。勝ち点1をもぎ取った形だが、この1点が持つ意味は決して小さくない。
10億円超の投資、懐疑を跳ね返す存在感
一部ファンからは早くも「サン・ザカリー」と呼ばれるなど、評価は急上昇中。当初はセーレマーカーズの控えという位置づけだったが、ベルギー代表の離脱を受け、アッレグリが与えたチャンスを掴み取っている。
2004年生まれの20歳。ミランは完全移籍で約10億円相当(1,000万ユーロ)を投じ、スイスのクラブには将来的な再売却益の一部も支払われる契約。契約期間は2030年までと長期に及ぶ。



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