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Football Italia
ジェイミー・ヴァーディが念願のセリエA初ゴールをマークした。だが試合は引き分けに終わり、喜び一色とはならなかったようだ。
今夏フリーでクレモネーゼに加入した元レスターのストライカーは、アタランタとの一戦で後半に先制点を奪取。アクロバティックなバク宙で健在ぶりを見せつけた。しかし終盤に追いつかれ、結果は1-1のドローに。
「初ゴールを決められて最高の気分。だけどあれだけ遅い時間帯に先制したなら、勝ち点3を取りたかった。とはいえ前進だ」とヴァーディはSky Sport Italiaに語る。
38歳という年齢からコンディションを不安視する声もあったが、その身体能力は衰え知らずの様子。
「体調は良い。自分のケアとリカバリーを徹底して、常に100%へ近づけている。出場するかどうかは監督次第だが、準備はできている」

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プレミアとセリエAの違いについて問われると、戦術面とテンポの違いを指摘する。
「セリエAはより戦術的でポゼッションが多い。プレミアはハイインテンシティで展開が速く、常にエンドツーエンド。ここではボールを持つ時間が増える分、正しい位置取りが求められる。
でも最終的にはフットボールはフットボール。毎試合100%で挑まないといけない。11対11で何が起きるかわからないからね」
さらにヴァーディは、家族に背中を押される形でイタリア語習得にも意欲を燃やす。
「基本的な挨拶や数字は覚えたけど、来週からレッスンを始めるよ。子どもたちも学んでいるから、自分より先に覚えられたら絶対にからかわれる。それだけは避けたい!」
クレモネーゼの新たな象徴となりつつあるベテランは、ピッチ内外でさらなる適応を目指す。次は勝利という形で喜びを爆発させられるか。



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