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Football Italia
ミラン対フィオレンティーナ戦のPK判定、VARは介入すべきでなかった
日曜のサンシーロで行われたACミラン対フィオレンティーナ戦で、PK判定が物議を醸したが、イタリア審判協会(AIA)はVARの介入は不要だったと確認した。
問題のシーンは、サンティアゴ・ヒメネスの肩にファビアーノ・パリシが手をかけた接触で発生。主審リビオ・マリネッリは一度プレーを続行させたが、オンフィールドレビュー(OFR)の呼び出しを受け、PKを宣告した。元審判アンドレア・デ・マルコはDAZNのOpen VARで映像を分析し、「マリネッリは現場で状況を正しく評価しており、接触が軽微であれば審判自身の判断に任せるべきだった」と解説した。
フィオレンティーナのステファノ・ピオリ監督も試合後、「このようなPKは選手のシミュレーションを助長する」とコメント。デ・マルコはさらに、「選手が軽い接触で顔を押さえる演技をするケースが増えている。ロッキ委員長は明確な基準を示しており、こうした行為は今後厳しく取り締まられる」と述べた。
Open VARでは、VARチームと主審が判定に至るまでの映像と音声も公開。接触直後、マリネッリは「俺には関係ない」と発言。その後、VARロザリオ・アビッソと補助VARアレアンドロ・ディ・パオロが映像を確認し、手の位置や引っ張りも含めPKの可能性を議論していた。



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