
(画像:GettyImages)
Football Italia
昨夏の売り込みはフィットネス面で立ち消え
昨夏、ブラジル代表FWネイマールがインテルとナポリ両クラブに売り込まれたが、フィットネス面の懸念から移籍は実現しなかった。『ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト』やジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノによれば、33歳のストライカーは代理人ピニ・ザハヴィを通じ、夏の移籍市場開始前の4月や5月から両クラブに提案されていたという。
当時、インテルはシーズン終盤の重要な試合に集中しており、将来の戦術変更も検討中だった。ネイマールは潜在的な補強候補と見なされたものの、度重なる怪我がネックとなり獲得には至らなかった。
ナポリも獲得を見送り
同様に、ナポリもアントニオ・コンテ監督が選手の獲得可能性を把握していたにもかかわらず、フィジカル面の不安から売り込みを断念。技術スタッフが役割を検討していた矢先、ネイマールは再び筋肉系の負傷を抱え、即座の契約は絶望的となった。
1月フリーで再挑戦、W杯出場を目指す
ネイマールの契約は2025年12月31日で満了するため、1月の移籍市場ではフリーで加入可能となる。イタリア国内では非EU枠の空きがあれば加入も可能だとされる。ロマーノによれば、ザハヴィと両クラブの関係は良好であり、冬の移籍市場で再び複数クラブに提案される見込み。
ブラジル代表FWは、今後数か月で本来のコンディションを取り戻すことに注力し、明確な目標としてカルロ・アンチェロッティ監督からの2026年ワールドカップ(米国・メキシコ・カナダ開催)招集を掲げている。



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