
(画像:GettyImages)
Football Italia
ナポリ移籍を決断した理由
スコット・マクトミネイが、マンチェスター・ユナイテッドからナポリへ移籍した経緯と、アントニオ・コンテ監督の下での新たな挑戦について語った。
ユナイテッド時代、彼は定位置をつかめず、複数のポジションを転々としていた。そんな中でコンテからセリエA移籍の誘いを受け、「自分のキャリアを前に進めるチャンスだと感じた」とBBC Sportのインタビューで明かした。
「大きな決断だったが、すぐに心は決まった。情熱的なファン、監督、選手たちを見て、ここに自分の可能性を感じた。後悔なんてない。やると決めたら全力で取り組むだけだ」と語り、その選択に迷いはなかったと強調した。
結果的にマクトミネイは34試合で12得点6アシストを記録し、ナポリのセリエA優勝に大きく貢献。シーズン最優秀選手にも選ばれた。
“マックフラテム”として愛される存在に
ナポリでは、地元ファンから親しみを込めて“マックフラテム(兄弟のマック)”と呼ばれるなど、街の象徴的存在に。
「この街もファンもチームメイトも大好きだ。毎日ビリー・ギルモアと一緒に過ごせるのも嬉しいし、お互いに成長できている」と語り、充実した日々を明かした。
コンテとの関係性と成長
マクトミネイの飛躍の背景には、コンテ監督の存在がある。スロバキア代表ロボトカとともにチームの軸に据えられた彼は、「コンテは非常に厳しいが、明確なビジョンを持っている」と評価した。
一方で「世間が思うほど冷酷ではない。話もできるし、人間的な一面もある。トレーニングでは真剣そのものだが、全員が勝利への野心を共有している」と語り、指揮官への信頼を示した。
ナポリでの活躍により、マクトミネイは自身初のバロンドール候補にも選出。最終順位18位と、セリエA勢の中で最上位にランクインした。



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