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Football Italia
トゥドルがシステム変更を検討、鍵は前線の共存
ユベントスのイゴール・トゥドル監督が、ジョナサン・デイビッドとドゥシャン・ヴラホヴィッチの2トップ起用を視野に入れているようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、指揮官はこれまでの3-4-2-1から3-5-2への移行を検討しており、得点力不足解消が狙いとされる。
今季のユベントスは依然として無敗を維持しているものの、攻撃陣のパフォーマンスには課題が残る。トゥドル体制ではケナン・ユルディスとフランシスコ・コンセイソンをトップ下に配し、1トップを支える形を採用してきた。しかし、ヴラホヴィッチが4得点の全てを途中出場で記録する一方、デイビッドは加入後1得点、ロイス・オペンダに至っては未だノーゴールと結果が伴っていない。
攻撃力アップか、主力の共存か
トゥドルはインターバル前のミラン戦終盤で一度だけ3-5-2を試し、2トップの手応えを確かめている。『ガゼッタ』によれば、再開後はユルディスを2トップの背後に置く新布陣を軸に検討中。これにより、前線の厚みが増し、中央での得点機会創出が期待される。
一方で、この変更には副作用もある。10月に好調だったコンセイソンや新加入のエドン・ジェグロヴァが出場機会を減らす可能性があるからだ。トゥドルは攻撃バランスの再構築を迫られることになる。
ユベントスは次節、アウェーでコモと対戦する予定。新システムがお披露目されるのか、注目が集まる。



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