
(画像:GettyImages)
Football Italia
ネスタ、2002年夏の移籍舞台裏を告白
元イタリア代表DFアレッサンドロ・ネスタは、2002年のラツィオからミランへの移籍が当初の希望ではなかったことを明かした。当時、ネスタはまずインテル移籍を望み、さらに同年夏にはユベントスからのオファーも断っていたという。
『BSMT』ポッドキャストでの発言(MilanNews24経由)でネスタは、サンシーロ行きが決まるまでの数週間を振り返った。当時、ラツィオはセルジオ・クラニョッティ会長下で財政危機に直面しており、移籍はその影響を大きく受けた。
「最初の半年は本当に辛かった。ミランに行きたくなかったからね。ローマが恋しかった。僕らローマ人はそういうものだ」とネスタ。「正直、数ヶ月前にはユベントスもあった。でも行きたくなかった。その移籍は流れ、次にインテルに行く予定だった」
ネスタが振り返る2002年夏の移籍市場は、日韓ワールドカップ後の混乱や、インテルが5月5日にスクデットを逃した影響で特に記憶に残るシーズンだった。ネスタは「5月5日以降、インテルは僕の中で消えた」と語る。「ミランに行きたくなかったのは、翌年インテルが優勝すると思っていたから。でも結局、初年度でチャンピオンズリーグを制した」
その後、ネスタはパオロ・マルディーニとの強力なディフェンスラインを築き、ミランで2度のチャンピオンズリーグ制覇を達成。世代屈指のディフェンダーとしての地位を不動のものとした。



コメント