キブとインザーギの比較は時期尚早 インテルを形づくった4年間を忘れてはならない

インテル

(画像:GettyImages)

キブの魅力と危うい“比較”の構図

確かにキブには好感が持てる。誠実でモダン、そして人間的な監督だ。しかし、彼とインザーギを並べて論じるのは早計だ。それは技術的な評価よりも、単に“新しさ”を求める心理の表れに過ぎない。

勝者のクラブはスローガンや話題で動くものではなく、積み上げたサイクルと思想の継続で強くなる。インテルがいまモデルとされるクラブになったのは、インザーギの緻密な仕事と、マリオ・チェッキらスタッフの職人技があってこそだ。

 

忘れてはならないインザーギの功績

早すぎる比較は、後任者にとっても前任者にとっても毒になる。インザーギはインテルに“スタイル”と“信頼”を与え、ヨーロッパで再び存在感を示した。すべてを議論することはできても、すべてを忘れていいわけではない。

インテルの現在は、キブの情熱とともに、インザーギが築いた土台の上にある。未来を語るには、まず過去を正しく記憶することから始めなければならない。

コメント