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インテルU-23で輝く16歳の新星
インテルの若手を追っていないファンにも、その名前が少しずつ知られるようになっている選手がいる。
それがトーマス・マタレーゼだ。
その理由は明確で、インテルU-23がレッコと対戦したテストマッチで見せた圧巻のゴールにある。
ペナルティエリア中央でボールを受けると、狭いスペースで相手DFを巧みな足裏タッチでかわし、最後は冷静なフィニッシュでGKを破った。
驚くべきは、マタレーゼが2009年生まれの選手だということだ。
わずか1か月ほど前まではU-17カテゴリーでプレーしていた選手が、現在はU-23の舞台で存在感を放っている。
攻撃ならどこでも輝ける万能型FW
マタレーゼの特徴は、前線であればほぼすべての役割をこなせる万能性にある。
「11番の動きを持ち、10番の技術を備え、9番を目指している選手」と表現されるように、トップ下のような足元の技術、優れたシュート精度、セットプレーでも違いを作れるキック、そして創造性豊かなドリブルが魅力だ。
利き足は右で、普段は3トップの左で起用されることが多いが、その能力によって攻撃の幅広いエリアでプレーできる。
現在はヴェッキ監督率いるU-23の3-4-2-1システムで中央FWとして起用されており、背負ってボールを受けるプレーでも大きな成長を見せている。
また、身長は190cm近くまで伸びており、現在はさらに筋肉量を増やしてフィジカル面の強化にも取り組んでいる。
インテルが描く育成プラン
マタレーゼは同年代のドナート、ロッカとともにU-17からU-23へ飛び級で昇格した。
これは、昨季から彼のプレーを見てきたステファノ・ヴェッキ監督とスタッフ、そしてクラブ全体からの大きな信頼の証だ。
インテルは、5歳の頃から育成組織で成長を見守ってきた選手の才能を高く評価している。
今後、現在トップチームに帯同しているラヴェッリ、イドリッソウ、モスコーニらがU-23へ戻った際には、マタレーゼはビジカ監督率いるプリマヴェーラへ合流し、より段階的な成長を促す予定だという。
ただし、トップチームへの道を閉ざす考えはなく、成長次第ではさらなるステップアップも期待されている。


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