また、トナーリはブレシアの下部組織出身のためこのランキングには含まれないものの、ミランで名を上げて羽ばたいた選手の一人だ。
では、なぜこれほど多くの才能がクラブ外で花開いているのか。
理由はケースごとに異なる。クリスタンテは若くしてベンフィカへ売却され、ドンナルンマは契約更新問題でクラブと決裂し、フリーで退団した。
より最近では、ブレシャニーニやダニエル・マルディーニが十分なチャンスを得られなかった。複数のレンタル移籍を経てようやく安定した環境を見つけ、その後再びビッグクラブへ戻る道を歩んでいる。
中でも象徴的なのはロカテッリだろう。10代で鮮烈なデビューを飾り、ユベントス戦での決勝ゴールなど印象的な場面を残したが、その後ルーカス・ビリアの加入によって居場所を失った。
この数字から導かれる結論は、ほろ苦いものだ。
ポジティブな面を挙げれば、ミランの育成システムがイタリア代表レベルの選手を輩出してきたことは事実として証明されている。特に近年の代表低迷期において、胸を張れる数少ない選手たちを生み出してきた。
しかし重要なのは過去ではなく未来だ。
ミランは現在のイタリア人選手たち――マッテオ・ガッビア、サムエレ・リッチ、そしてバルテサーギを中心に、クラブ内で価値ある存在だと感じさせなければならない。
さらに、今後長くアッズーリを支える可能性を秘めた若手たち――フランチェスコ・カマルダ、クリスティアン・コモット、エマヌエレ・サーラ、ロレンツォ・トッリアーニ、アルファジョ・シセの育成にも大きな責任がある。
数年後に、バルテサーギがアーセナルで活躍している、カマルダがドルトムントで躍動している、サーラがユベントスの中盤の司令塔になっている、といった同様の記事を再び書くことは避けたいところだ。
焦り、予算、あるいはプレッシャーのかかる局面で若手を信頼する勇気の欠如――理由はさまざまだが、ミランはしばしば自らの育成アイデンティティを手放してしまう。
これまで繰り返し指摘されてきたように、外国人選手偏重の補強方針は長期的に見れば逆効果となり得る。
イタリアサッカーの低迷を象徴する存在を増やさないことを良しとする見方もあるかもしれない。だが、問題を避けるのではなく、解決の一部となるべきではないだろうか。
ミランがこの流れを反転させることは、今後のクラブ運営における大きなテーマとなる。イタリア人選手の補強も含め、代表への貢献度を高める姿勢が求められている。



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