「時代遅れのスタジアム」セリエAが危機感、欧州との差拡大に警鐘

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収益構造の転換へ、スタジアム近代化が鍵

デ・シエルボはスタジアム整備がクラブの財務にも直結すると強調する。現状では多くのクラブが放映権収入に依存しているが、商業収入の拡大が今後の鍵を握るという。

例えばミラノで計画されている新たなサン・シーロ複合施設は、商業機会を大幅に増やし、収益の飛躍的向上が期待されている。欧州の大型スタジアム建設に携わってきた設計事務所が関与している点も、その本気度を示している。

「今は最も困難な時期にあるが、商業収入は伸びている。最先端のスタジアムがあれば、クラブにとって大きな後押しとなる」

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さらに同氏は、他業界からの人材流入によって新たな発想がもたらされている点にも言及した。

「より先進的な業界から来た経営者たちが、新しいスキルやビジョン、野心的なプロジェクトを持ち込んでいる」

セリエAにとってスタジアムの近代化はもはや選択肢ではなく、競争力を維持するための不可欠な課題となっている。ピッチ内外で欧州トップに返り咲くための改革が、いま本格的に求められている。

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