負傷と役割の曖昧さが影響
最大の打撃は8月末のトレーニング中の負傷だった。サンティアゴ・ヒメネスとの接触により腓骨を骨折し、長期離脱を余儀なくされた。
加えて、移籍交渉の長期化によってプレシーズン調整も不十分なまま開幕を迎えており、万全とは言えない状態が続いた。
プレー面ではアンカー(6番)とボックス・トゥ・ボックス(8番)の両役割をこなせるが、モドリッチの存在もあり後者での起用が中心となっている。
確かなポテンシャル、未来への希望
それでも才能の片鱗は示している。コモ戦ではパス成功率97%、チャンス創出3回、ファイナルサードへのパス10本、ロングボール成功6/6、守備でも貢献し、1アシストを記録。ほぼ完璧な中盤パフォーマンスを披露し、モドリッチを上回る存在感を見せた。
こうした試合が示す通り、原石としての価値は疑いようがない。もしモドリッチが引退すれば、ヤシャリが中盤の司令塔へと成長する可能性もある。
苦しみの多い1年目だが、その経験が飛躍の礎となる可能性は十分にある。かつてのサンドロ・トナーリのように、試練を経て主軸へと成長する未来も見据えられている。



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