今後の方向性について問われると、答えは明確だった。
「今日答えるなら“継続性”だ。同じ監督、同じ戦略、同じプレースタイルを維持することが重要だ。この数年で6人、7人、8人と監督が代わった。ルチアーノ・スパレッティの下でチームはアイデンティティを見つけつつある。成功したいなら、方向性とスタイル、そしてクオリティーを示している選手たちとの一貫性が必要だ」
オーナーであるジョン・エルカンとの関係にも言及。1923年から続くアニェッリ家による所有体制は、世界のスポーツ界でも最長クラスの継続性を誇る。
コモリCEOは就任当初、エルカン氏からクラブの価値観を象徴する3つの言葉を示されたと明かし、「常にそれを基準にしている。彼と足並みを揃え、クラブ全体を家族の価値観と一致させるためだ」と語った。
一部で取り沙汰されるクラブ売却の可能性についても否定的だ。
「ジョンは明確にしている。クラブを売却することは決してない。水曜の夜もロッカールームに入り、選手と監督に直接感謝を伝えていた。彼は財政面でも感情面でも戦略面でも深く関与している」
最後にコモリCEOは、その重責について言葉を結んだ。
「私を夜も眠らせないもの? ユベントスだ。世界に5億7500万人のファンがいる。フォロワーは2億人。眠るときも、夢の中も、目覚めた瞬間もユベントスだ。常に正しいやり方で物事を進める責任は計り知れない。毎日クラブをより高みへ導きたい」
敗退の痛みを抱えながらも、クラブは“継続”を軸に再建を進める構えだ。



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