6年越しの夢舞台 ハウゲが“ダービー”で再び主役に

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北極圏のさらに北に位置する故郷では、余暇にマス釣りを楽しむ素朴な青年。しかしピッチに立てば、別人のように相手を翻弄する。

地元クラブを離れ、ヨーロッパを渡り歩いた後、再び育ったクラブで得点を重ねた。セリエAではナポリ相手に鮮烈なゴールを含む複数得点を記録し、アイントラハト・フランクフルトではヨーロッパリーグ制覇を経験。その後はヘントでもプレーした。

試合後、ハウゲは遠征してきた3,500人のファンのもとへ向かった。小さなノルウェーの“黄色い壁”が歴史的瞬間を目撃し、英雄に声援を送った。

人口5万人の街の出身。フィヨルドの入口に位置し、空港の滑走路は一本だけ。冬は長い闇に包まれ、晴れた夜にはオーロラを求めて人々が空を見上げる。スタジアムの収容人数は8,000人。試合前には円陣を組み、主将ベルグが言葉を発する。

背番号10を背負うハウゲは、その街が誇る最高の才能だ。インテル戦での2得点により、小さなボデをベスト16へと導いた。サン・シーロは、またしても彼の人生を大きく揺り動かした。

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