その沈黙を破ったのが、チャンピオンズリーグのガラタサライ戦前日会見だった。
キヴ監督は試合後、「軽い接触だが接触はあった。審判に判断を委ねる状況を作るべきではない」とカルルを暗に批判。「経験ある選手なら手を出すべきではない」とも語っていた。
これに対しスパレッティ監督は不快感をにじませた。
「エルカンやクラブ幹部の言葉に重ねるつもりはない。ただ、ピエールは誠実な青年だ。相手監督から当てこすりを受けるとは思わなかった」
「私がインテルの選手について語る立場になるのは望まない。シミュレーションはフットボールへの侮辱だが、重要なのは起きたことではなく、その後どう振る舞うかだ。我々は状況をひっくり返さなければならなかった」
「失点場面も含めて改善が必要だ。すぐに同点を狙いにいくべきだった。成熟度が試されている。次の試合もまた成熟のテストになる」
一方で、スポーツマンシップに欠ける行為としてバストーニをイタリア代表から外すべきとの声が上がっている点については、冷静な姿勢を示した。
「代表監督は自由に選手を招集すべきだ。私はもはやCTではない。その判断は彼に委ねるべきだ。強い監督がいるのだから、自由にやらせるべきだ」
キヴへの牽制とバストーニ擁護。指揮官は怒りをにじませつつも、矛先を広げることは避けた。波紋が広がるデルビーの余韻を残しながら、ユベントスは欧州の舞台へと向かう。



コメント