Football Italia
補強の成否を総括 各クラブの冬の動きを評価
毎冬、イタリアのクラブはシーズン途中で流れを変えられる戦力を求めて奔走する。加入選手がまだほとんどプレーしていない段階で影響を測るのは無謀とも言えるが、今季も各クラブの動きを10点満点で評価していく。補強だけでなく、放出や残留の判断も同じくらい重要だった点は忘れてはならない。
アタランタ 6/10
アデモラ・ルックマンを失いながら、ジャコモ・ラスパドーリを獲得し、さらに利益を確保した点をどう評価するかに尽きる。元ナポリのアタッカーはすでに鋭さを見せており、ダニエル・マルディーニやマルコ・ブレシャニーニの退団で層は薄くなったが、致命的な影響はなさそうだ。
ボローニャ 5.5/10
やや地味な市場となり、中位からの浮上を感じさせる内容ではない。ユベントスとの間で実質的にエミル・ホルムとジョアン・マリオを交換した形はバランスの取れた取引だが、シモン・ゾームはジョヴァンニ・ファッビアンを手放す価値があったことを示す必要がある。
カリアリ 6.5/10
誰を獲得したかよりも、若き逸材マルコ・パレストラを引き留めたことが残留争いにおいて鍵となりそうだ。出入り自体は「時間が答えを出す」部類だが、残留の可能性は高まっている。
コモ 5/10
資金力を考えればやや物足りない印象だが、スウェーデンの若手アドリアン・ラドホは将来性十分。マルティン・バトゥリナら主力を残留させた点は成果だが、財力的にはより大きな動きも可能だったはずだ。
クレモネーゼ 6/10
派手さはないが実績のある選手を揃えた。ミラン・ジュリッチは攻撃に新たな選択肢を与え、ユセフ・マレ、モルテン・トルスビー、セバスティアーノ・ルペルトはいずれも計算できる戦力だ。
フィオレンティーナ 5.5/10
ゾーム、ジェコ、ニコルッシ・カヴィーリャら機能しなかった夏の補強組を整理できたことが最大の成果。マノル・ソロモンとジャック・ハリソンで幅は増したが、順位を押し上げるビッグネームはなかった。
ジェノア 7/10
トンマーゾ・バルダンツィへの期待込みの評価。デ・ロッシのもとで闘志は戻っており、ローマからの才能が加われば、残留争いに質をもたらす可能性がある。
インテル 5/10
堅実だがファンを沸かせる内容ではない。ヤニス・マッソリンの獲得は将来への投資で、今季はセリエBモデナでのレンタル継続となる。


コメント