1月失速の真因はコンディション低下 ミランを襲う疲労の影

ミラン

コンディション、ローテーション、強度

現在、チームを牽引する主力選手の多くが本来の状態にない。サーレマーケルス、レオン、プリシッチ、ラビオはいずれもアッレグリにとって不可欠な存在だが、それぞれ異なる理由で万全ではない。

サーレマーケルスは右サイドで代役がいないため、常に先発を務めている。運動量が求められる役割だけに、少なくとも1試合は休養を与える必要があると見られる。

レオンとプリシッチは軽度の負傷の影響でベストコンディションではない。プリシッチは軽いハムストリングの問題を抱え、レオンも内転筋の違和感により、本来のスプリント力を発揮できていない。

ラビオは左ふくらはぎのヒラメ筋損傷で1か月以上離脱していたが、復帰後はずっと先発出場を続けている。フィオレンティーナ戦前には打撲もあり、同試合ではベンチスタートとなった。彼もまた、休養が必要な状態と見られている。

この点はローテーションの問題とも直結している。フィレンツェでの試合が示したように、控え組では監督に十分な安心感を与えられない。そのためアッレグリは、やむを得ない場合を除き、先発メンバーを極力固定している。

デ・ウィンテルは序盤こそ苦しんだが、徐々に改善傾向にある。ただし、リッチやヤシャリはモドリッチやラビオほどの存在感はない。ロフタス=チークは再び不調期に入り、エストゥピニャンとアテカメも安定感を欠いている。

サンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱中は、フュルクルク加入前はエンクンクのみが前線の選択肢だった。幸い、フランス人FWは得点面、コンディション面ともにようやく調子を上げてきている。こうした事情もあり、アッレグリは先発を極力変えずに戦っている。

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