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Football Italia
セリエA初の国外開催へ ミラン対コモが2026年2月にパースで実現へ
ACミランのパオロ・スカローニ会長が、クラブの財政的安定を強調しつつ、2026年2月にオーストラリア・パースで行われる予定のセリエA公式戦「ミラン対コモ」について「金のためではない」と断言した。
ラ・リーガがバルセロナ対ビジャレアルのマイアミ開催計画を断念した一方で、イタリアサッカー界はこの革新的な試みに踏み出す構えだ。これが実現すれば、セリエA史上初となる国外開催試合となる。
スカローニ会長は会合後、「利益のためにやるわけではない。仮にあったとしても数百万ユーロ程度にすぎない」と語り、「セリエAを国際化するための努力だ。我々のリーグ最大の問題は海外放映権の価値で、わずか2億ユーロしかない。プレミアリーグの22億ユーロと比べればその差は歴然だ」と続けた。
慎重な経営姿勢にファンから不満も 「選手売却はフットボールの一部」
一方で、ミランのファンの間では、オーナー企業レッドバードがさらなる資金投入を行うと期待されていたが、実際には慎重な経営を続けているとして不満の声も上がっている。クラブはサンドロ・トナーリをニューカッスルへ、ティジャニ・ライネデルスをマンチェスター・シティへと放出しており、戦力面での影響を懸念する声もある。
しかしスカローニ会長は、「選手の売買はサッカーにおいて普通のことだ。我々もファン同様に選手に愛着を持つが、目標は常に経済的に健全な枠組みの中で強いチームをつくること。その目的のためには必要な決断を下す準備がある」と強調した。



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