
(画像:GettyImages)
Football Italia
イサクセンの強烈弾で均衡を破る
ラツィオがスタディオ・オリンピコで行われた一戦でカリアリに2-0と勝利し、久々の白星を挙げた。試合を決定づけたのは後半のグスタフ・イサクセンの強烈な一撃と、終了間際のマッティア・ザッカーニの追加点だった。
マウリツィオ・サッリ率いるラツィオは前半から主導権を握り、ボールを支配し続けたものの、カリアリ守護神エリア・カプリーレの好守に阻まれた。アダム・マルシッチのカーブシュートは見事にセーブされ、マッティア・ザッカーニとトマ・バシッチのシュートもわずかに枠を外れた。
一方のカリアリはファビオ・ピサカーネ暫定監督の下、組織的な守備を見せつつ、ジャンルカ・ガエターノやマイケル・フォロルンショがカウンターからチャンスを伺ったが、イヴァン・プロヴェデルのゴールを脅かす場面は限られた。
サッリ采配が奏功、後半に試合を支配
後半に入るとラツィオはテンポを上げ、66分に待望の先制点を奪う。マテオ・グエンドゥジのパスを受けたイサクセンがペナルティエリア手前から右足を一閃。低く鋭い弾道のシュートがゴール左隅に突き刺さり、今季セリエA初得点でオリンピコを沸かせた。
その後、カリアリは試合終盤にかけて攻勢を強め、交代出場のマッティア・フェリーチが何本ものクロスを供給。ミシェル・アドポが遠距離からシュートを放つも、プロヴェデルが冷静に対応した。サッリ監督は終盤にペドロとティジャニ・ノスリンを投入し、チームに新たな推進力を与えた。



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