
(画像:GettyImages)
Football Italia
サポーターから大ブーイング ピオリに解任要求の声
フィオレンティーナが再び深刻な危機に直面している。日曜のホーム戦でレッチェに0-1で敗れた後、スタディオ・フランキは怒号とブーイングに包まれ、スタンドからはステファノ・ピオリ監督の解任を求める声が響いた。クラブは試合後、指揮官や選手のメディア対応を一切禁止する“沈黙令”を発表した。
夏の移籍市場で積極的な補強を行い、ピオリの復帰も大きな期待を集めていたが、チームは開幕10試合でわずか4ポイント。30ポイント中4という惨状で、セリエAではいまだ未勝利。一方でカンファレンスリーグでは全勝を記録しており、国内外で極端に異なる成績が浮き彫りとなっている。
プラデSDが辞任もチーム立て直せず フランキで大規模抗議
クラブのスポーツディレクター、ダニエレ・プラデはプレッシャー軽減を狙い、土曜日の午前に辞任を表明した。しかしその効果は皆無で、翌日のホーム戦ではサポーターの怒りが頂点に達した。
試合終盤には観客席から「ベンチが揺れている(=監督が危ない)」と皮肉を込めたチャントが響き、試合終了後にはピオリ監督とチーム全員が激しいブーイングを浴びた。さらに試合後、数百人のファンがスタジアム外に集結し、クラブ首脳陣に対して抗議と罵声を浴びせる事態に発展。選手らの退場時刻すら不明瞭になる混乱ぶりだったという。



コメント