敗戦も前向きなローマ、ガスペリーニはパフォーマンスに自信
ローマはインテル戦で開始6分のアンジェ＝ヨアン・ボニーのゴールに沈んだが、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督はチームの手応えを強調した。ボニーはニコロ・バレッラのスルーパスからオフサイドトラップを破り、ミレ・スヴィラーをニアポストで破った。
ガスペリーニは「ボニーのオフサイドのリスクはミスだったが、試合序盤の形が整っていなかった」と分析。それでも「インテル相手に同点を狙い、全てを試した。こうした敗戦は選手の信念を強める」と語った。
アンジェリーノが気管支炎で離脱し、マリオ・エルモソとエヴァン・ンディカを守備で入れ替え、ゼキ・セリクを前方へ、ウェスリーを左サイドに配置するなど布陣を調整。ガスペリーニは「守備全体は良く機能した。ウェスリーとセリクも好パフォーマンス」と評価した。
試合終了後、インテルのクリスティアン・キヴ監督と抱擁を交わし、「彼のアイデアは上手く機能している」と笑顔で称賛。ナポリがトリノに敗れたため首位奪取のチャンスだったが、インテルに追いつかれ、週末次第ではユベントスやミランにも順位を上回られる可能性が残る状況となった。
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