ディバラ、元々はインテル行きの可能性　今節はローマでネラッズーリと対戦

ディバラ、インテル移籍話とローマ加入までの経緯

パウロ・ディバラは、2022年にユベントスとの契約終了後、インテル移籍の可能性が浮上していた。当時、エージェントがネラッズーリ幹部と交渉を行ったものの、双方は最終的に合意に至らず、ディバラの希望も叶わなかった。一方、ローマはその夏にディバラと契約を締結。アルゼンチーノはトリゴリアに拠点を置き、順調にチームに溶け込むと、現在までに117試合で42ゴールを記録している。31歳となるディバラは、クラブの中核選手として攻撃を牽引し、今後の契約延長の可能性も取り沙汰されている。

ディバラにとって今夜のインテル戦は特別な一戦となる。かつて移籍交渉を行った古巣との対戦であり、ユベントス時代の経験を経て成熟した姿を見せるチャンスでもある。ガスペリーニ監督は、センターフォワードのフェルギュソンやドブビクへの信頼が完全ではなく、ディバラをフォルス・ナインとして起用する可能性を示唆している。