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Football Italia
イタリア復活もノルウェーが首位独走
ジェンナーロ・ガットゥーソ監督体制の下、イタリアはエストニアとイスラエルに快勝し、W杯予選で復調を見せた。しかし、同期間に行われたノルウェー対イスラエル戦でノルウェーが5-0の大勝を収めたため、グループI首位はノルウェーが3ポイント差で独走中。最終2試合で奇跡的な結果が揃わない限り、イタリアは3大会連続でプレーオフに回る見込みとなった。
過去60年間で初めてロシア大会を逃した2018年プレーオフではスウェーデンに敗北、続く4年前も北マケドニアにホームで屈するショックがあった。今回もプレーオフ行きが濃厚で、オンラインのスポーツベッティングサイトではイタリアの優勝オッズは33/1と低く、スペインの4/1に大きく差をつけられている。
プレーオフでの可能性ある対戦相手
北マケドニアとの再戦が現実的なシナリオとして浮上。UEFAネーションズリーグでの好成績によりプレーオフ出場権を獲得しており、イタリアと対戦する可能性がある。ウェールズとグループJの2位争いを展開中で、来月カーディフでの直接対決が勝敗を左右する。
また、北アイルランドも対戦相手として警戒が必要。1986年以降W杯出場がなく、2016年欧州選手権2回戦進出が唯一の大舞台経験だが、シェア・チャールズやコナー・ブラッドリーら若手の台頭で勢いを増している。ルーマニアも近年の期待外れから反発を狙う国として潜在的な相手だ。
一方で、サンマリノやコソボといった“格下”国が番狂わせを狙う可能性もある。サンマリノは競技国際試合で僅か3勝だが、ネーションズリーグで勝利しプレーオフ出場権を獲得。コソボはスウェーデンに1-0で勝利し、グループBで2位確定に近づいており、イタリアにとって油断できない相手となる。



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