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JuventusNews24
ExorとTetherが対立、取締役会構成に注目
ユベントスは11月7日の株主総会を前に、新取締役会の候補者リストを2つ提出した。主要株主のExorは、従来通りのリストを提出し、会長ジャンルカ・フェレーロの続投を提案。また、スポーツ部門の新戦力ダミアン・コモリも候補に名を連ね、11月7日付で退任予定のスカナヴィーノCEOの後任として中央的役割を担う見込みだ。その他、アントニオ・ベローニやグイド・デ・ボーア、独立取締役5名もリスト入りしている。
一方、サプライズは第2株主のTether Investmentsによる候補リストを提出。安定コイン大手である同社は、資本比率11.5%を背景に、フランチェスコ・ガリーノとザカリー・ライオンズの2名を独立取締役として擁立。単なる投資家に留まらず、ユベントスの戦略的意思決定に直接関与する意欲を示した形だ。
Tetherの参画により、新取締役会には多様な視点が加わり、クラブのガバナンスは新たな局面を迎える。株主総会は例年以上に注目度の高い戦いとなりそうだ。



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