
(画像:GettyImages)
Football Italia
マルセイユ前監督ロベルト・デ・ゼルビが、アドリアン・ラビオのミラン移籍の裏に「前代未聞の乱闘事件」があったことを明かした。
デ・ゼルビによると、今夏マルセイユの練習場で起きたジョナサン・ロウとの衝突が、ラビオ退団の決定的な要因になったという。
「ストリート出身の自分でも見たことがない乱闘だった」
デ・ゼルビは『コリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューで、事件の詳細を語った。
「私はストリート出身だが、あんな乱闘は見たことがない」と語り、その異常さを強調した。
さらに、事件後のラビオの態度が決別の引き金になったと説明する。
「クラブは彼なしで進む決断をした。ラビオは一歩引くことを拒んだからだ」
マルセイユはチーム内の規律を守るため、事件後すぐにラビオの処遇を検討。最終的に移籍市場最終日に、ラビオのミラン行きが正式に決まった。
ラビオとロウ、揃ってセリエAへ
興味深いことに、この騒動に関わった両選手は揃ってイタリアへと活躍の場を移している。
ジョナサン・ロウはラビオより数週間早くボローニャへの移籍を完了。ラビオは締め切り当日にミラン加入を決定した。
この二人は事件後、別々のクラブで新たなスタートを切ることになったが、今後のセリエAでの再会が注目されている。



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