Goal ltalia
インテル、90分からの大逆転劇で首位に並ぶ
インテルがまたしても劇的な逆転勝利を飾った。フィオレンティーナをホームに迎えた一戦では、90分までリードを許していたものの、マルクス・テュラムの同点ゴールとピオトル・ジエリンスキのPKで2-1と逆転。ラツィオに勝ち点で並び、首位争いに踏みとどまった。
インテルはこれで、リーグ戦8試合で6度目となる逆転勝利を達成した。
前半はデ・ヘアが立ちはだかる
先発メンバーでは、GKにホセ・マヌエル・レイナではなく、イヴァン・プロベデルが起用された。ラツィオから加入したプロベデルにとって、インテルでの公式戦デビューとなった。また、フェデリコ・ディマルコが予想どおり欠場し、カルロス・アウグストが左サイドで先発した。
試合序盤の30分間は、両チームともに決定的な場面をほとんど作れず、静かな展開が続いた。チャンピオンズリーグのシャフタール戦でも見られたように、インテルはなかなか攻撃のリズムをつかめない。
それでも、テュラムの個人技をきっかけに試合が動き始める。前半終了間際には、ピオ・エスポジトとテュラムが立て続けに決定機を迎えたが、フィオレンティーナのGKダビド・デ・ヘアが驚異的なセーブを連発。インテルの先制を阻止した。
ヒメネスの一撃でサン・シーロが沈黙
後半に入ってもテュラムがチャンスを迎えたが、先制したのはフィオレンティーナだった。
ミランでプレーした過去を持つアレックス・ヒメネスは、インテルサポーターから試合を通じてブーイングや罵声を浴びていた。しかし、そのヒメネスがほぼその場から動かずに右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールに突き刺さる。サン・シーロは静まり返り、ヒメネスはインテルサポーターに向かって感情を爆発させた。
追い込まれたインテルのクリスティアン・キヴ監督は、4人を交代させて流れを変えようとする。インテルU-23から若手のラヴェッリも投入された。
テュラムがチームを救い、ジエリンスキが決着
ラウタロ・マルティネスを欠くインテルで、エースの役割を担ったのはテュラムだった。
チームを背負うように前線で奮闘したフランス代表FWは、90分を過ぎてから待望の同点ゴールを記録。さらに、その後の攻撃でPKを獲得し、逆転への道を切り開いた。
キッカーを務めたジエリンスキは、プレッシャーのかかる場面でも冷静にPKを成功させ、インテルが2-1で逆転勝利。試合終了間際に訪れたサン・シーロの興奮は最高潮に達した。
90分には無敗記録が途切れるかと思われたインテルだったが、97分には信じられない逆転劇の主役となった。


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