ドイツ移住がキャリアの転機に
トレソルディ一家がドイツへ移住したのは2017年。航空会社で働いていた母親の仕事がきっかけだった。
その後、トレソルディは2018年にハノーファー96の育成組織へ加入し、ドイツでキャリアを築いていくことになった。
現在も故郷とのつながりは深く、時折フォンタネッレへ戻っては、かつてのサッカー仲間と再会しているという。
ベディーニ氏は、トレソルディの将来についてこう語った。
「彼は今でも自分のルーツを大切にしている。ただ、イタリア代表とドイツ代表のどちらを選ぶのかと聞かれても、私には分からない。最後は彼の心が決めることだ」
トレソルディはミランのサポーターとしても知られている。そのため、ミランの本拠地サン・シーロで宿敵インテルを相手にハットトリックを達成したことは、本人にとって特別な意味を持つものとなった。
憧れはインザーギ、12歳の頃から得点感覚は抜群
ベディーニ氏によると、トレソルディは12歳の頃から、さまざまな形でゴールを奪う能力を備えていたという。
「彼は右足でも左足でも、ヘディングでも、ゴール前にうまく入り込んででも得点していた。彼の憧れは、ずっとフィリッポ・インザーギだったんだ」
「時にはインザーギの動きをまねすることもあった。ペナルティーエリア内での動き方を教えるために、専用のトレーニングを行ったこともある」
かつてイタリアの名門クラブから評価されなかった少年は、ドイツで成長を遂げ、チャンピオンズリーグの舞台でインテルを相手に圧巻のハットトリックを記録した。幼少期の評価が、選手の将来を決定づけるわけではないことを示すエピソードといえるだろう。
管理人のひと言
12歳の時点でミランやユベントスなど5クラブから不合格を言い渡されていたとは驚きです。それでもゴールを決め続け、チャンピオンズリーグでインテル相手にハットトリックを達成したのですから、サッカーは本当に面白いですね。憧れがインザーギというのも、ゴール前での嗅覚を考えると納得です。



コメント