サッリ監督就任後も立場は安定せず
今夏にマウリツィオ・サッリ監督が就任すると、ラスパドーリは2026-27シーズンのセリエA開幕2試合で先発。しかし3試合目はベンチスタートとなり、その後の2試合も終盤からの途中出場にとどまっている。
興味深いのは、ラスパドーリが先発した2試合ではアタランタがともに勝利している一方、先発またはベンチに入った直近3試合では敗れている点だ。
それでも、アタランタではカリアリ戦の攻撃陣に入ることが難しい一方、イタリア代表では2024年にフランスを相手に攻撃の中心を担うなど、大舞台でも信頼されている。
「万能性」が武器であり弱点にも
代表での成功には、攻撃陣の選択肢が限られていることも影響していると考えられる。
ラスパドーリは3-5-2のセンターフォワード、セカンドストライカー、左右のウイングなど、前線のほぼすべてのポジションに対応できる。
この万能性はイタリア代表にとって大きな武器だ。
しかし一方で、クラブではその万能性こそが定位置確保を難しくしている可能性もある。どのポジションでもプレーできるからこそ、どのクラブでも「このポジションはラスパドーリのものだ」と言えるほどの役割を確立できていないのだ。
まさに「何でもできる選手」であることが、クラブレベルでは最大の強みであると同時に、最大の弱点になっているのかもしれない。
ひとこと
代表で背番号10を背負う一方、クラブでは定位置を確保できないラスパドーリ。このギャップを見ると、万能性だけではなく「ここなら誰にも負けない」という武器が必要なのかもしれませんね。



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