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ユベントス戦のドローは本当に「敗戦」なのか
ユベントスとの引き分けを、まるで敗戦のように捉える必要はない。むしろ、ミランのルベン・アモリム監督がチームに新たな一面を植え付けた試合だった。
フェデリコ・ガッティが終了間際にヘディングを決めなければ、ミランはアリアンツで見事な勝利を手にしていた。もちろん、土壇場で追いつかれたことは悔しい。しかし、それまでの戦い方は評価されるべきだ。
数字だけでは見えないミランの守備力
ユベントス戦のスタッツだけを見ると、ミランの内容は決して華やかではない。攻撃的で美しいサッカーを掲げるアモリムのチームが、まるでマッシミリアーノ・アッレグリ率いるチームのように守備に徹したからだ。
しかし、それには明確な理由があった。
ミランが2010年以降、セリエAでアリアンツに勝利したのはわずか4試合。しかも3-0が2回、1-0が2回だ。今回、あと少しで5勝目を手にするところまで迫っていた。
シセのゴール後、ミランはユベントスの猛攻を受けながらも、試合終了まで許した期待得点値(xG)はわずか0.72。ユベントスのシュート1本あたりの平均xGも0.12にとどまった。
つまり、ミランの守備が崩壊したのではない。約30分間にわたって激しい守備を続け、最後のセットプレーで一瞬の集中力を失ったのだ。
アモリムは戦い方を変えられる
この試合で重要なのは、結果よりもミランが見せた「別の顔」だ。
昨季のミランは、無敗が続いている時でさえ、試合を見ることが楽しみというより苦行に近い感覚を与えることがあった。
しかし、アモリム就任後は明らかに変化している。
就任後3試合で、アモリムは試合中の修正によって4ゴールに絡む成果を生み出している。アドリアン・ラビオがゴールとアシスト、サーレマーケルスがアシストを記録し、シセのゴールにはサミュエル・チュクウェゼのアシストが生まれた。
そして何より興味深いのは、わずか1週間でチームの戦い方そのものを変えたことだ。



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