ゴンサロ・イナシオ獲得へ、ミランにSD再招へい案が浮上

ミラン

予想外の補強が続いた夏

サンクン・ディアワラの加入も悪い補強ではないが、必要とされていたもう一人のセンターバックとは異なるタイプだった。将来を見据えれば賢い補強になる可能性はあるものの、今季の補強ポイントとのズレは否めない。

さらに、ディエゴ・モレイラの獲得は突然浮上した。高い潜在能力を持ち、他クラブも関心を寄せていた選手をミランが急襲した形だったが、移籍金が明らかになると評価はやや変わった。

当初、補強の優先順位はストライカー、右サイドのトップ下、センターバックと考えられていた。ところが、右ウイングバックのモレイラに多額の資金を投じたことで、その必要性が疑問視されることになった。

オマリ・ハッチンソンの加入も予想外だった。以前から長期的なターゲットだったとの報道はあるものの、これほど多くの候補者が取り沙汰された中で、なぜ名前がほとんど出てこなかったのかという疑問も残る。

ゴンサロ・イナシオ獲得にも「後手」の印象

ミランは今夏の移籍市場を明確な方針でスタートしたものの、終盤になるにつれて計画性が薄れ、「獲得できる選手を獲る」という以前のスタイルに戻ったようにも映った。

象徴的だったのが最終日のゴンサロ・イナシオ獲得への動きだ。マッテオ・ガッビアの負傷が影響した可能性はあるが、イナシオは突然現れたターゲットではない。センターバックが補強ポイントだったことも以前から明らかだった。

それだけに、最後になって慌ただしく獲得へ動いたことは、準備不足との印象を与えている。

1月の補強で問われるクラブの判断力

さらに今後、ミランが1月にエンドリッキとゴンサロ・イナシオの獲得を狙うとの見方もある。

エンドリッキについては、もともと第一候補だったため、1月に獲得できるのであれば合理的な動きだろう。

一方で、こうした状況は「ミランが不完全なスカッドでシーズンをスタートしたのではないか」という疑念も生んでいる。

だからこそ、クロシェであれ別の人物であれ、補強戦略を明確にし、長期的な視点から判断できるSDの存在が必要なのではないか。今夏の補強そのものを否定するのではなく、意思決定のプロセスにこそ改善の余地があると指摘されている。

管理人のひと言

今夏のミランは補強選手だけを見れば悪くないと思います。ただ、記事が指摘しているように「なぜこの選手なのか」「なぜこのタイミングなのか」が見えにくい動きもありました。クラブ全体の補強方針を一本化する意味でも、SDの存在は必要なのかもしれません。

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