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チェリク獲得がユベントスの戦術と移籍市場に影響
ゼキ・チェリクのユベントス加入は、単なる右サイドの補強にとどまらず、ルチアーノ・スパレッティ監督の戦術や今後の移籍市場にも影響を与える可能性がある。
ローマで4年間プレーした29歳のチェリクは、複数のポジションをこなせる高い適応力を持つ選手だ。
トルコ代表DFは主に右ウイングバックとして起用されてきたが、3バックの右CBとしてもプレーできる。
スパレッティの選択肢を広げる万能型DF
一方で、ユベントスにはすでにそのポジションで絶対的な存在となっている選手がいる。
それがピエール・カルルだ。
カルルはスパレッティ体制で最も安定したパフォーマンスを披露しており、イタリアメディアからは今夏「放出不可能な存在」と評価されるほど信頼を得ている。
スパレッティはユベントスで3バックと4バックの両方を採用しており、チェリクの加入によって守備陣の選択肢は大きく広がる。
セリエAでの経験も豊富なチェリクは、すぐに先発を争える存在であり、質の高い控えとしても機能する。
カルルのCB起用や移籍の可能性も
現時点ではカルルが右SBの第一候補であることに変わりはない。
しかし、チェリク加入によってスパレッティが別の配置を考えている可能性もある。
例えば、カルルを4バックのCB2枚の一角へ移し、チェリクを右サイドで起用する形だ。
また、チェリクを左サイドで試す可能性もある。
さらに3バックを採用する場合、カルルを右CB、チェリクを右ウイングバックに配置する形や、その逆の組み合わせも考えられる。
最も攻撃的な選択肢ではないものの、戦術的には十分に成立するプランだ。
マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールがカルルを狙う可能性
チェリク加入によって、ユベントスの移籍市場にも新たな動きが生まれる可能性がある。
チャンピオンズリーグ出場権を逃したことで、ユベントスの財政状況は厳しくなっており、今夏は数人の主力売却によって収支を整える必要がある。
現実的に「売却不可能」と言える存在はケナン・ユルディズだけであり、スパレッティの下で好パフォーマンスを見せているカルルも、魅力的なオファーが届けば放出対象になる可能性がある。
2025-26シーズンには、マンチェスター・ユナイテッドとリヴァプールがカルルの動向を追っていたという報道も複数存在した。
チェリクがカルルと同じポジションをカバーできることから、両クラブが獲得へ動く理由がさらに増える可能性がある。
ユベントスの優先補強はGKとFW
ユベントスの今夏の補強ポイントは、引き続きゴールキーパーとセンターフォワードだ。
クラブは両ポジションでレギュラー級の選手獲得を目指している。
右サイドの補強は絶対的な必要事項ではなかったものの、チェリク獲得によって戦術面と移籍市場の両方で新たな選択肢が生まれた。



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