4000万ユーロが水泡に ミラン、中盤2選手の復帰で新たな頭痛の種

ミラン

一方のベナセルは、復帰前にタイトルを手にする可能性が高い。ディナモ・ザグレブはクロアチアリーグで首位を快走しており、残り7試合の時点で、元ミランFWアンテ・レビッチを擁するハイドゥク・スプリトに10ポイント差をつけている。

ベナセルは今季13試合に出場し、1得点2アシストを記録。ただ、8月にはUEFAヨーロッパリーグの登録メンバーから外れ、2月には負傷で1か月離脱するなど、シーズンを通して決定的な存在感を示せなかった。

ディナモ・ザグレブも1500万ユーロの買い取りオプションを行使しない見通しで、アルジェリア代表MFは再びミラネッロへ戻ることになる。

ミランにとって売却は既定路線だが、こちらも難航は避けられない。最大の理由は年俸400万ユーロ(手取り)という条件面にあり、加えて近年の不安定なパフォーマンスから市場での需要も高まっていない。

現実味を帯びるのはサウジアラビアへの移籍だ。すでに一定の関心が伝えられており、欧州残留より可能性は高いとみられる。昨夏はマルセイユが買い取りに踏み切らず、アッレグリもプレシーズンツアーに帯同させなかった経緯があり、再びミラン復帰という流れになった。

管理人のひと言

この2人の復帰は、単なる人員整理の問題ではなく、ミランの夏の補強設計図そのものを揺るがす火種です。売却が滞れば中盤のスリム化も新戦力への投資も進まず、ビルドアップの質と守備強度の再構築を目指す来季プランは、開幕前から足を取られる可能性が高いです。

コメント