そのタイミングで獲得に動いたのがバルセロナだった。スペインの名門はフランス人ストライカーの獲得に本格的な関心を示し、ユベントス側も売却を検討する状況にあったという。
トレゼゲは後に当時を振り返り、クラブ残留を決断するまでの経緯を語っている。『Calciomercato』によると、本人は次のように明かした。
「最も重要な瞬間は2004年だった。契約更新で合意できなかったんだ。モッジはクラブの利益のために動いていた。でも私は、2000年に契約した時の彼の言葉を忘れていなかった。EURO決勝でイタリア戦のゴールを決める数日前だった。彼は『ユベントスのセンターフォワードは得点してこそお金を稼げる』と言ったんだ」
「その通りだと思った。だから100ゴールに到達した時、昇給を求めた。モッジは私をバルセロナに売ることを考えていた。決定的だったのはカペッロだった。ファビオが電話をくれて残るように頼んだんだ。ただ、その時彼はまだローマにいた」
「正直、当初はあまり信じていなかった。でも最終的にはうまくいった。素晴らしいチームだったし、ユベントスの方がチャンピオンズリーグを勝ちやすいと思っていたんだ。実際には2006年に優勝したのはバルセロナだったけれどね」



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