トルコではカラビュクスポル、ガラタサライを指揮したが、後者では不振により解任。2018年から2019年にかけてはウディネーゼで2度指揮を執った。残留に導いた実績はあるが、ロッカールームとの軋轢も報じられた。現地紙は当時、複数選手との不和を伝えている。
2024年3月にはラツィオの監督に就任し、シーズン終盤の11試合で6勝を挙げて欧州カップ出場圏内へ導いた。しかし、在任期間は短く、クラブ首脳との関係も円滑とは言えなかった。退任後、クラウディオ・ロティート会長は「誰も不可欠ではない」と発言し、波紋を広げた。
ユベントスでの時代も緊張感に満ちていた。終盤には「戦術はそれほど重要ではない」との発言が批判を浴び、会見での強い言動も物議を醸した。2025年終盤に8試合未勝利が続いた末、解任され、後任にはルチアーノ・スパレッティが就任した。
トゥドールは残留争いや混乱期の立て直しに強い“暫定型”の指揮官として実績を持つ。しかし、現在プレミアリーグ16位で降格圏と勝点5差という状況にあるトッテナムにとって、求められるのは安定と結束だ。強い個性が組織の不満を鎮めるのか、それとも新たな火種となるのか。
実績とリスクを併せ持つ指揮官の就任は、クラブにとって大きな賭けとなる。



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