さらにスパレッティ監督は、アタランタ戦でのハンド判定を引き合いに出す。クロスを上げたエデルソン本人でさえ気づかなかったハンドが、VARによって1分半後に判定対象になったという場面だ。
「私はこれまで、自分に不利でも有利でも審判の話をしたことはなかった。だがあの場面では、タッチライン横にいたパッラディーノですら何が起きたのか分かっていなかった」
「問題はルールがあまりにも硬直的なことだ。誰もハンドに気づいていないなら、誰が損をしたというのか。解説者は“接触があった”と言うが、それにどんな意味がある? ここでキスしてもいいか? これも接触だ」
そう言うと、女性インタビュアーの頬に軽くキスをしてみせた。
「重要なのは文脈だ。接触と衝撃は同じではない。手に触れたらすべてPK、足を踏んだらすべてPKというルールでは、常に問題が起きる。VARはその文脈全体を評価するためにあるはずだ」
「ルールに厳密に従うなら、あれは間違いなくPKだ。ジラはスライディングに入り、ボールに触れられなかった。その動作の責任を負うべきだ」
そして話題は、審判という職業の在り方にまで及ぶ。
「ピッチ上の23人の中で、唯一プロフェッショナルではないのがレフェリーだ。これは変えるべきだと思っている。彼らはこの競技にとってあまりにも重要な存在だ」
「夜に家へ帰れば、別の仕事のことや続けるべきかどうかを考えなければならない。そんな状況は、この競技における審判の重要性を考えれば正しくない。私は確信している。審判はプロであるべきだ」



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