「一瞬で戻る」――ダニーロ、ユベントス復帰に強い意欲 前体制へ皮肉も

ユーベ

試合自体は1-1の引き分けに終わったものの、ダニーロはその功績にふさわしい熱烈な歓迎を受けた。キックオフ前にはクラブと後任主将マヌエル・ロカテッリから表彰を受け、スタンドのファンは名前を連呼。ウルトラスはクルヴァ・スッドへ招き入れた。

「ビアンコネリの皆さん、こんばんは。感情的で、試練も多かったこの1年を経て、再び皆さんに会えることが本当にうれしい」と、ダニーロは『IlBianconero』を通じて語った。
「心から感謝を伝えたくて戻ってきた。苦しい時に背中を押してくれたのは皆さんだった。1年前にここを離れ、このシャツを着ていない時間はあったが、心から誰にも奪うことはできない」

ダニーロは、当時の指揮官チアゴ・モッタによりベンチ要員とされ、フットボール・ディレクターのクリスティアーノ・ジュントリもその判断を支持したことで、事実上ユベントスを追われる形となった。退団後に前体制を批判していたが、この日もDAZNの取材で皮肉を交えて言及している。

「ピッチ内外を問わず、フットボールにはレベルがある。いま舵を取っているキエッリーニや幹部には感謝している。彼らには明確なビジョンがある。ユベントスで働くことは、誰にでもできることではない」

最後に、将来的な復帰の可能性についても率直に語った。

「チャンスがあるなら、一瞬で戻る。フラメンゴとの契約はあと1年残っている。その後、選手としての心構えがあるかは分からないが、ピッチ外での未来は見据えている。ユベントスは僕の家だ。迷う理由はない」

ユベントスで学んだ“シャツのために戦う”という精神は、いまもダニーロの中に深く刻まれている。復帰が実現するかどうかは別として、その絆が色褪せていないことだけは確かだ。

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