メニャン復活の鍵は“名匠フィリッピ” アッレグリが託した再生プロジェクトの真相

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アッレグリが強調するフィリッピの存在感

マッシミリアーノ・アッレグリはこれまでも、メニャンの復調の陰に一人の男がいると強調してきた。ゴールキーパーコーチ、クラウディオ・フィリッピだ。ガゼッタ・デッロ・スポルトによれば、ミラノ・ダービーをきっかけにメニャンの去就が話題となる一方で、フィリッピの存在にも再び注目が集まっている。

ユベントスで15年にわたって最前線を歩んだ名門コーチは、アッレグリのミラン就任により再び右腕として招かれた。ボール射出マシンや独自に開発した硬質プラスチック製シールドなど、試合状況を再現する専門器具を駆使する点でも知られている。

毎年コーチが変わる混乱のなかで

メニャンがスクデット獲得シーズンのレベルに戻りつつある背景には、ここ数年の“不安定な環境”がある。2020-21以降、彼は毎年のようにGKコーチの入れ替わりを経験してきた。

2021-22はジーダ、ジジ・ラーニョ、エミリアーノ・ベッティ。
2022-23はジーダが退任し、フラビオ・ローマが加入。
2023-24はアンソニー・ロバーツが就任。
2024-25はロバーツ退任後、フェレイラ、続いてコンセイソンがフィゲイレドとルニェを起用——。

度重なる変更の末、アッレグリがミランと契約すると、真っ先にフィリッピへ連絡を入れたという。

ブッフォンを育てた名匠がミラノへ

60歳のローマ出身コーチは、2010年にデルネーリとともにユベントス入りし、コンテ、アッレグリ、サッリ、ピルロ政権を支えた。とりわけジャンルイジ・ブッフォンとの強固な関係で知られる。

昨季はティアゴ・モッタが自身のスタッフを優先し、フィリッピはユースで指導していたが、状況が長く続くはずもなく、トップ復帰は必然だった。

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