「この苦境がなければラツィオには来なかった」
一方、ガットゥーゾ監督は自身がラツィオの指揮官になることを決断した理由について、興味深い本音を明かした。
ラツィオは今夏、サポーターによるホームゲームのボイコットや補強面での制約など、厳しい状況に置かれていた。
しかし、ガットゥーゾ監督にとって、それこそが挑戦する理由だったという。
「正直に言えば、これほど問題がなければ、私はラツィオに来ていなかったでしょう。自分でこの道を選びました」
過去にもロティート会長から就任を打診されたことが2、3度あったものの、いずれも断っていたという。
それでも今回は、イタリア代表で知り合った選手たちと話をする中で、チームに「強い意欲がある」と感じ、就任を決断した。
「環境が理想的ではないことも、問題を抱えていることも分かっていました。それでも、働きたいという意欲を持った選手たちがいると感じたのです」
「怠け者とはうまくいかない」
ガットゥーゾ監督は、若い選手たちの成長を支えることにも手応えを感じている。
特にベラヒャネについては、シーズン序盤に本人から「うまくいかなくて申し訳ない」と謝られたことを明かし、「心配するな。少しずつ良くなる」と声をかけたという。
自身が現役時代にミランへ加入した際、ベテラン選手たちの姿を見ながら学んだ経験も、現在の指導に生きている。
「選手たちは私たちの時代より多くのことを知っています。だからこそ、彼らの心に入っていく必要があります。学ぶ姿勢がある選手を助けるのは嬉しい。ただし、怠け者とはうまくいきません」
代表ウィークに入り、ガットゥーゾ監督は選手たちに5日間の休養を与える予定だ。
「勝ち点13を取った。ここから安心できる位置に行くためには、あと27ポイントが必要です」
ラツィオは好スタートを切ったものの、ガットゥーゾ監督はまだ何も成し遂げていないと考えている。
管理人のひと言
ガットゥーゾ監督らしい、非常に率直なコメントですね。苦境にあるからこそ挑戦したという姿勢が、今季のラツィオの戦いにも表れているように感じます。まだ序盤ですが、この勢いがどこまで続くのか楽しみです。



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