マロッタ会長がプレミアとの差を認める「狂った額は払えない」

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マロッタ会長「プレミアのような資金力では戦えない」

インテルのジュゼッペ・マロッタ会長が、プレミアリーグ勢との資金力の差について率直な見解を示した。

現在、インテルはプレシーズンツアーのためオーストラリアを訪れており、現地メディア『Globo TV』のインタビューに応じたマロッタ会長は、チェルシーに有望株マルコ・パレストラを奪われたことなど、今夏の移籍市場についても言及している。

インテルはパレストラ獲得競争で敗れたほか、ユニオン・サン=ジロワーズから加入目前だったアナン・ハライリもメディカルチェックで問題が見つかり、獲得が破談となるなど、思うような補強が進んでいない。

「大金を使えば勝てるという考えはスポーツではない」

マロッタ会長は、かつて世界最高峰だったセリエAと現在の状況を比較しながら、次のように語った。

「1980年代から90年代にかけて、セリエAは世界のサッカー界における基準だった。しかし現在はバランスが変わり、経済的な差は明らかだ」

「その差を埋めるために、プレミアリーグのように狂った額の資金を投じることはできない」

「我々が取るべき道は別にある。創造性、能力、そしてモチベーションだ。最もお金を使ったクラブが自動的に勝者になるという考え方は、スポーツの本質とは正反対だ」

さらに、「チームは価値観を持って築かなければならない。経営陣、監督、スタッフ、そして選手、それぞれの力を最大限に引き出すことが重要だ」と、クラブ運営の哲学を強調した。

新オーナーとの関係と新スタジアム計画

オークツリーによるクラブ買収後、ゼネラルマネージャーから会長へ昇格したマロッタ氏は、自身の役割についても語っている。

「ある優れた経営者から、会長には2つの基本的な権利があると教わった。それは、一緒に働く人を選ぶこと、そしてクラブの価値観を定めることだ」

「私はその原則をすべての判断基準にしている。新オーナーとも完全に足並みが揃っており、新スタジアム計画のような重要なプロジェクトも進めることができた。これはインテルをさらに近代的なクラブへ成長させるための大きな一歩になる」

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