ファブレガスは、加入当初からニコ・パスの育成に明確なビジョンを持っていた。
2024年10月には、「彼は特別な選手であり、自由に自分を表現させる必要がある。ロボットのような選手にしてはいけない」と語り、その才能を最大限に引き出す方針を示していた。
一方で、規律面には厳しく向き合ってきた。今年2月には、試合前の食事会に遅刻したことを理由にレッチェ戦でベンチスタートを命じるなど、飴と鞭を使い分けながら成長を促している。
ニコ・パスは2024年にレアル・マドリーからコモへ完全移籍しており、現在は正式にコモの所属選手だ。ただし、レアル側は2026年と2027年の夏に買い戻しオプションを行使できる契約となっている。
今月初め、コモのミルワン・スワルソ会長は、この状況について次のように語っている。
「決定権はすべてレアル・マドリーにある。我々にできるのは待ち、状況に応じて動くことだけだ」
「いずれにしても、彼にとって良いことであれば喜ばしいし、その場合は代役探しに取りかかる。現時点で彼はこの大きな家族の中でとても幸せに過ごしている」
現状では、ニコ・パスが2026-27シーズンにサンティアゴ・ベルナベウへ戻る可能性は極めて高い。それでもコモとしては、歴史的なチャンピオンズリーグ、あるいはヨーロッパリーグ出場権獲得を目指す残り数カ月、その才能を最大限に享受したい考えだ。



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