GDS「記録更新ダービーへ、サン・シーロに7万5500人 スクデット争いを左右するミラノ決戦」

ミランインテル

鍵を握るセットプレー

ミランはバルテサーギが復帰したものの、先発はエストゥピニャンになる見込みだ。

一方インテルではハカン・チャルハノールが復帰したが、指揮官キヴはピオトル・ジエリンスキを先発に据え、ヘンリク・ムヒタリアンを途中起用する可能性が高い。チャルハノールは2025年4月2日のダービーで得点した、インテル最後のダービー得点者でもある。

また、マルクス・テュラムの体調にも不安が残る。発熱から回復しない場合は、ボニーがピオ・エスポジトとコンビを組む可能性がある。

戦術面では、ミランが従来どおり守備を固めてカウンターを狙うスタイルを採るかも注目点だ。ユベントスは10人になりながらもハイプレスでインテルを苦しめた例があり、キヴ監督がどこまで前からのプレスを求めるかが焦点となる。

そして均衡を崩す可能性が高いのがセットプレーだ。インテルは今季、セットプレーからセリエA最多の21得点(うち15点がCK)を記録している。一方ミランはリーグ最多となる10失点をセットプレーから喫している。

主役はレオンか

最も注目を集める選手は、やはりラファエル・レオンだ。決戦を前に「覚悟の宣言」を発し、1週間自宅で静かに過ごしてきたエースに、さらに大きな視線が集まる。

クリスティアン・プリシッチはコンディションが万全ではないものの、直近6回のダービーで3得点を記録している。もし今夜もゴールを決めれば、2003-04シーズンのカカー以来となる「同一リーグ戦で2度のダービー得点」を達成するミランの選手となる。

ただし得点力ではインテルが大きく上回る。ミランはインテルより21ゴールも少なく、この数字は大きな差だ。中盤の選手たちが得点面で攻撃陣を支える必要がある。

強靭なフィジカルと得点感覚を備えるアドリアン・ラビオは、トランジションに弱さを見せるインテルにとって脅威となり得る存在だ。スコット・マクトミネイがそれを何度も証明してきた。

そして最後はやはり試合の舵を取る選手の存在がカギとなる。ルカ・モドリッチの判断、タイミング、距離感。そのすべてが、ミラノ・ダービーの行方を左右する。

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