試合後の会見やインタビューで、ファブレガスはサーレマーケルスに対する「非紳士的行為」を認めている。それでも映像を用いた追加処分が行われない理由は、セリエAの規定にある。
スポーツ司法制度第61条では、映像証拠が使用可能なのは「暴力行為」「重大な非紳士的行為」「冒涜的発言」に限られると明記されている。
さらに「重大な非紳士的行為」とは、PK獲得や相手退場を狙った明確なシミュレーション、故意のハンドによる得点、意図的なハンドでの決定機阻止などを指すと定義されている。
今回のケースは、サーレマーケルスが背中を軽く触れられた程度とみられ、暴力行為にも該当しない。そのため、規定上は映像介入の対象外となる。
ピッチ外の指揮官がプレーに干渉するという極めて異例の事態ではあったが、ルールの枠内では処分は下せない状況だ。



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