Sempre Milan
ミラン攻撃陣の行方、最終盤15試合が分岐点に
今季ここまで、ミランの攻撃陣はマッシミリアーノ・アッレグリ監督を悩ませ続けてきた。
2025-26シーズン開幕前、指揮官は3-5-2の前線にラファエル・レオンとクリスチャン・プリシックを据える構想を描いていた。両者は決定力と個性を兼ね備え、能力面でも申し分ない組み合わせだった。
しかし現実は厳しい。負傷の影響でレオンとプリシックが同時に先発したのはわずか3試合。8月17日のコッパ・イタリア(対バーリ)、11月23日のインテルとのダービー、そして1月18日のレッチェ戦のみだ。試合間隔も空き、2トップとしての連係や呼吸を深める時間はほとんどなかった。
さらに、サンティアゴ・ヒメネスは足首の負傷を抱えながらプレーを続けた末に手術を余儀なくされ、冬の移籍市場初日に加入したニクラス・フュルクルクも間もなく足指を骨折。クリストファー・エンクンクも加入当初は本来のパフォーマンスを発揮できなかった。
象徴的だったのが直近のボローニャ戦だ。先発2トップは冬の放出候補と報じられたエンクンクと、本職はMFのルベン・ロフタス=チーク。レオンとフュルクルクはベンチスタートが精一杯で、プリシックとヒメネスは欠場していた。
とはいえ、間もなく全員が復帰する見通しだ。ヒメネスも月末までに全体練習へ戻る予定で、攻撃陣は久々に“選択肢過多”の状況を迎える可能性がある。
クリスチャン・プリシックは今季セリエAで8得点とチーム最多を記録。欠場期間がありながらも安定した決定力を示しており、2トップの一角として不可欠な存在だ。公式戦通算120試合で42得点25アシストという数字も、その重要性を裏付ける。
ただし、契約延長交渉が進展していない点は懸念材料だ。プレミアリーグで苦しんだ後、ミランで居場所を見つけたプリシックだが、クラブが動かなければ再びイングランド勢が関心を示す可能性もある。



コメント