その穴を埋めてきたのが、レオンとプリシッチの存在だ。マッシミリアーノ・アッレグリ監督の下で新たな役割を担い、背番号11のレオンは9ゴール2アシスト、背番号10のプリシッチは6ゴール1アシストと結果を残している。ただし、2人が同時に先発した試合は極めて少ない。
負傷の影響もあり、ミランはベストの前線をほとんど組めていない。レオンが開幕直後に離脱し、復帰後まもなく今度はプリシッチが戦線を離れた。その結果、2人が先発で並んだのはバリ戦とインテルとのダービーの2試合のみ。前者ではレオンが負傷交代、後者は勝利を収めた一戦だった。
このコンビの破壊力は疑いようがない一方で、ウイングや攻撃的MFを本職とする2人に前線を託さざるを得ない現状は、ミランの台所事情を物語っている。うまく機能している間はアッレグリ監督も満足だろうが、ニクラス・フュルクルクの加入が新たな選択肢として効いてくる可能性もある。
もっとも、12月28日の次節エラス・ヴェローナ戦で新戦力は起用できない。目標は、現在負傷中のレオンを回復させ、プリシッチと並べて先発させること。断片的に示されてきた“爆発力”を、いよいよ本格的に引き出せるかが注目される。



コメント