ガスペリーニ「ユベントスとの差は明白」 敗戦の中に見たローマの未来

ローマ

さらに指揮官は、「ローマは今夜、希望を持って帰るべきだ。ここには素晴らしいチームを作るための強固な基盤がある。うまくいくと確信している」と続けた。

この試合、ローマは負傷中のマリオ・エルモソとアルテム・ドフビクを欠き、エヴァン・エンディカとネイル・エル・アイナウイはアフリカ・ネーションズカップ参加中。その影響で、ヤン・ジオウコフスキはクラブでわずか3度目の先発となり、デヴァイン・レンシュが3バックの一角に回って穴を埋めた。

「相手にはケナン・ユルドゥズやフランシスコ・コンセイソンといった、仕掛けとスペースへの走りを持つ選手がいた」とガスペリーニは分析する。「前半終了間際の失点は悔やまれるが、それまではほとんど何も許していなかった。先制されてからはユベントスにスペースを与えたが、全体としては良い内容だった。レンシュやジオウコフスキのように出場機会の少ない選手の働きは評価できる。この土台があれば、前に進める」

一方で攻撃陣は精彩を欠き、偽9番で起用されたパウロ・ディバラやマティアス・スーレも存在感を示せなかった。なぜ先発にファーガソンを起用しなかったのかという問いに、指揮官は率直に答えている。

「ファーガソンは、今日の後半も含めて、まだ私を納得させていない。技術だけの問題ではなく、彼や他の新加入選手は、まだこのチームのスピリットに完全には溶け込めていない」と説明した。「ディバラとスーレには今夜、適切なサービスがなかったが、技術の質は他の選手を大きく上回っている。選択は間違っていなかった」

途中出場したレオン・ベイリーは、20分後に再び筋肉系のトラブルでピッチを後にしている。

ビッグマッチでの不振は、順位表にも確実に影を落とし始めている。「直接対決で多くを落としているのは事実だ。ただ、コモ、ボローニャ、ラツィオといった、すぐ下にいるチームには勝っている。こうした試合を3つ、4つ落とすということは、彼らと比べて何かが足りないということだ」とガスペリーニは認めた。

それでも最後はこう締めくくる。「背後には強いクラブがあり、基盤はしっかりしている。どの試合でも圧倒されたわけではない。プロセスは始まったばかりだ。現在を土台に、ローマの素晴らしい未来を築いていくことに集中したい」

この結果、ローマは4位を維持したものの、ユベントスとの差は勝ち点1。スーペルコッパ・イタリアーナ終了後のリーグ戦再開次第では、上位3チームとの差がさらに広がる可能性もある。

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