スパレッティ「ようやく肩の力が抜けてきた」──CL初勝利がもたらした“重圧からの解放”

ユーベ

交代策が的中──ユルディズ、デイヴィッドが試合を決める存在に

一部の先発選考には疑問の声もあったが、途中出場組が流れを変えた。

「選択の問題ではなく、全員の成長が必要なんだ」と指揮官。「ロッカールームでは、少なくとも少し肩の力が抜けた表情が見られた。選手も人間で、うまくいかない時には苦しむ。世間が思うほど無頓着ではない」

自身は“経験で皮が厚くなった”と語るスパレッティだが、選手たちが背負う重圧は明確に感じ取っていたようだ。

「自由にプレーできていなかった」重圧がもたらす影

試合前、スパレッティは「凡庸さから抜け出すチャンス」と語っていた。では、この勝利は転機となるのか。

「選手たちは周囲の言葉をすべて背負ってしまい、自由に判断できなくなる。今日も防げたはずの場面があったが、彼らには信念と勇気がもっと必要だ。メンタル面も、トレーニングのテンポも、次の段階に進まなければならない」

さらに、フィットしきれていない選手が多いとも言及し、「トレーニングの中では得られない、実戦での速度と判断が必要」と締めくくった。

チームの重苦しい空気をわずかに吹き飛ばした北欧での一勝。スパレッティの言葉どおり、ユベントスが本当に“雲を振り払う”ことができるかは、ここからが正念場だ。

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