
(画像:GettyImages)
Football Italia
ユベントスのアドバイザーを務めるジョルジョ・キエッリーニが、イゴール・トゥドール解任後にルチアーノ・スパレッティの就任を支持するコメントを残した。キエッリーニは「彼は経験豊富で、現代的なサッカーを理解している監督」と称賛し、クラブの新たな時代への転換を示唆している。
トゥドール解任は「クラブ全体の決断」
ユベントスは公式戦3連敗、さらに8試合未勝利(うち4試合は無得点)という苦境を受け、トゥドールの解任を決断。キエッリーニはDAZN Italiaのインタビューで、その決断の背景を説明した。
「トゥドールには感謝している。昨季はチームをチャンピオンズリーグ出場圏に導いたし、重要な仕事をしてくれた。今回の決定はクラブ全体で共有したものだ。チームはまだ十分にやれる力を持っている」
一方で、暫定的にネクストジェン(U23)を率いるマッシモ・ブランビッラがウディネーゼ戦で指揮を執っており、スパレッティは契約のサイン待ちの状態にある。
スパレッティに期待「新たなユーベの礎を築く」
「スパレッティは経験があり、モダンなサッカーを展開する優れた監督だ。まだ契約にはサインしていないから、まずは今日の試合に集中すべきだが、彼の就任を心から楽しみにしている」とキエッリーニは語った。
さらに、トゥドール解任については「ユベントスのDNAに反する難しい決断だった」とも述べたうえで、クラブ再建への決意を強調している。
「失望はある。だが、これは新たなユーベをつくるための移行期なんだ。まだセリエAは30試合残っているし、ここからすべてを取り戻せる。これが新時代の始まりになる」



コメント