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Football Italia
インテル、ボニー弾でローマ撃破 ナポリと並び首位浮上
ボニーが決勝弾、首位攻防を制す
アンジュ=ヨアン・ボニーがオフサイドラインを巧みに抜け出し、インテルに貴重な勝利をもたらした。敵地オリンピコでローマを1-0で下し、ナポリと並んで首位に立った。
この試合、ローマはナポリがトリノに敗れたことで単独首位に立つ絶好の機会を迎えていたが、それを逃す結果となった。アンヘリーニョが気管支炎で欠場した一方、パウロ・ディバラが負傷から復帰し、“偽9番”として先発出場。一方のインテルはマルクス・テュラム、マッテオ・ダルミアン、ラッファエレ・ディ・ジェンナーロが欠場し、ボニーがスタメンに名を連ねた。
試合は開始早々に動く。ニコロ・バレッラのスルーパスに抜け出したボニーが、ほぼセンターサークル付近からオフサイドラインを破り、迷いの見えたミレ・スヴィラールとの1対1を冷静に制して先制。VAR判定でも、ローマ守備陣がわずかにラインを保っていたことが確認された。
ローマはすぐに反撃。ディバラのコーナーからブライアン・クリスタンテのヘディングがクロスバーをかすめ、アレッサンドロ・バストーニの高い位置でのプレスから生まれたチャンスもミヒタリアンが決めきれなかった。
後半に入っても両チームが互いにチャンスを作る。デンゼル・ドゥンフリースがバストーニのパスに反応して抜け出すも、今度はスヴィラールが好セーブ。直後、ディバラがマヌ・コネのスルーパスに抜け出して角度のあるシュートを放つが、ヤン・ゾマーが素早い反応で防ぐ。続くCKではマリオ・エルモソのバウンドヘッドを再びゾマーが弾き出し、続くFKも鋭い反応で阻止。
ローマは終盤にかけて猛攻を仕掛けたが、インテル守備陣は集中を切らさず対応。
インテルは84分、フラッテージの折り返しをミヒタリアンがダイレクトで狙うも、惜しくもポスト直撃。終盤はローマがドフビクやクリスタンテのヘディングで同点を狙ったが、ゾマーの好守が立ちはだかり、試合はそのまま終了。
インテルがローマとの首位攻防を制し、ナポリと並んで勝点を積み上げた。
試合結果
ローマ 0-1 インテル
得点:ボニー(前半6分/インテル)



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