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Football Italia
ディバラ契約問題、クラブの悩みの種
ローマはジャンピエロ・ガスペリーニ監督のもと、インターナショナルブレークを迎える時点でセリエA首位に並び、新指揮官のもとで自信を取り戻している。この好調の波はクラブ内部にも及び、特に契約更新問題が注目されていると『TuttoMercatoWeb』が報じた。
最も微妙な案件はパウロ・ディバラだ。アルゼンチン代表FWは今年7月に契約最終年を迎え、年俸700万ユーロ(約1300万ユーロ総額)というチーム内でも突出した給与水準を維持している。マンチーニ、エルモソ、ペッレグリーニ、ベイリーらの年俸がおおよそ半額であることを考えると、クラブにとって特異な存在だ。
ローマは給与負担を抑える一方で、フィットネス面の問題が影響したディバラとの契約延長の可否を判断しなければならない。感情、価値、実利を天秤にかけながら慎重に交渉を進める必要がある。
チェリクは順調、更新交渉が近づく
一方でゼキ・チェリクのケースは比較的シンプルだ。クラウディオ・ラニエリ体制で復活し、ガスペリーニ監督の下でさらに活躍するトルコ代表DFは、チームの周辺から重要戦力へと成長した。現行契約は2026年6月まで残っており、クラブはその活躍と安定したパフォーマンスを反映させる形で契約更新交渉を近日中に開始する意向だ。
ローマは好調を維持しつつ、クラブ内の人事と契約問題にも的確に対応することが求められる状況にある。



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