
(画像:GettyImages)
「1トップ」が信念、ジェグロヴァ不起用の理由
この采配からも、トゥドールの戦術的信念が浮かび上がる。ユベントスは1トップでバランスを保つべきであり、2トップでは機能しにくいという考えだ。ジェグロヴァを起用しなかったのも、その哲学に基づく判断だった。
外部からは批判もあるが、日々チームと向き合う指揮官の意図は明確で、「チームのために」最善を尽くしていると見るべきだろう。
長い再建の道、そして現実的な目標
トゥドールのユベントスは再建途上にある。目指す方向性は見えているものの、完成にはまだ時間が必要だ。ローマが上位争いに食い込んできた今、ユベントスの現実的な目標は3位か4位圏内の確保。スクデット争いに絡むには力不足だ。
ミラン戦でも攻撃陣は不発に終わり、90分間で前線のシュートはわずか1本。唯一の決定機もガッティのシュートをマニャンが奇跡的に防ぐ形となった。チームとしての迫力や創造性の欠如が浮き彫りになった。
デイヴィッドに訪れた試練
試合後に残るのは、ジョナサン・デイヴィッドが滑ってチャンスを逃した場面だ。ビジャレアル戦でも2度の決定機を外した彼にとって、今節は再び苦い記憶となった。
プロジェクトの中心と見なされていたストライカーだが、結果が伴わないことで精神的な落ち込みも懸念される。とはいえ、シーズンはまだ長い。信頼を取り戻す時間は残されている。



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